FPSゲームでスランプに陥ったことはありますか?突然、自分の実力が低下し、いつものようにプレイできなくなることがあります。
私はFPSを10年以上やっているのですが、スランプに陥ってしまい、急にエイムが合わなくなってしまうことがあります。また、FPSをやればやるほど下手になっていると感じることもあります。
本記事では、FPSでスランプになった人に向けて原因と対処法を紹介しています。
スランプとは?
「スランプ」とは、何らかの活動や業務において、期待された結果が出ない状態です。
例えば、FPSでエイムが合わなくて敵を倒せない時や全く勝てなくなった時です。
一般的には、スポーツ選手が調子を崩して成績が伸び悩んでいる状態や、ビジネスパーソンが売上が低迷している状態などもスランプと言うことがあります。
スランプは、人によっては自信を失ったり、ストレスを感じたりする原因となることがあります。
また、スランプから脱出するためには、原因を見つけて適切な対処法を行う必要があります。
スランプでエイムが合わないときの原因と対処法
まず、エイムが合わない原因は簡単に改善できること、できないことがあります。
例えば、いきなりやる気をだせと言われても難しいと思いますが、マウスの持ち方を変えるなどは意識すれば簡単に変えることができます。
そのため、何が原因かを知ることでエイムの調子を戻すことができるかもしれません。
調子が悪くてエイムが合わないときの原因と対処法を以下で紹介します。
何も考えずにエイム練習をしている
多くの人が何も考えずにエイムを合わせています。
しかし、本来はマウスの指を置く位置を考える、照準を合わせる時にどこを見ているかなど考えることがたくさんあります。
マウスの指を置く位置の例としては、親指はマウスのセンサーの真横、薬指と小指はセンサーが真ん中の位置に来るようにするなどです。
マウスが汚れることがきにならないのであれば、印をつけても良いと思います。こうすることで常に同じマウスの持ち方ができるため、エイムの調子が安定します。
調子が良いときのエイムに近づけたい場合は、エイムの照準を合わせる時に敵を見ているのか、クロスヘア(中心の点や十字)を見ているかを意識する必要があります。
エイムを安定させたければ、常に良いパフォーマンスを出せるように少しでも細かいことを考えてプレイすると良いです。
ゲームの周辺機器の劣化
長い間FPSをプレイしているとマウスパッドの摩耗やマウスのソールによってエイムの感覚が変わります。
マウスのソールとは、マウスの裏にあるマウスパッドと触れる箇所のことです。マウスを買ったときに付いていたものをずっと使い続けている人も多いですが、少しずつ劣化していきます。
マウスパッドやマウスソールは少しずつ変化していくため、劣化していることに気が付きにくいです。
マウスパッドやマウスソールを一定の滑りにしたい場合は、マウスパッドは長くても半年、マウスソールは1~3か月程度で買い替える必要があります。
最近、マウスパッドやマウスソールを買い替えていなくて、エイムの調子が戻らないと感じる人は、買い替えてみることも選択肢の一つです。
関連記事:ゲーミングマウスパッドの寿命が過ぎたらどうなる?買い替え時期についても解説
机の高さが合っていない
今使っている机の高さが何㎝か答えられますか?また、机の高さが何㎝の時が1番パフォーマンスが高いですか?
おそらくほとんどの人が答えられないと思います。また、今の高さが一番良い高さであるかを答えられる人はほぼ存在しないし、考えたこともないと思います。
私は机の高さにもこだわっており、机の高さが72㎝とすぐに答えることができます。
私のおすすめは昇降式のスタンディングデスクを買うことです。
スタンディングデスクと聞くと立ってゲームするのかと思うかもしれませんが、ゲームをするときは座ってプレイします。
では何に使うかというと、自分の理想の机の高さを見つけるために使います。
昇降式のスタンディングデスクは簡単に机の高さを変えられるため、何度も試して理想の高さを見つけるのに適しています。
関連記事:FPSプレイヤーにスタンディングデスクを強くおすすめする理由
画面との距離を気にしていない
机の高さと同じく、本気でFPSが上手くなりたいなら画面と目の距離は意識しなければいけません。
画面と目の距離が近い・遠いでどうなるか説明できますか?FPSが上手くなりたいなら、調子のムラをなくすためにも細かいところまで意識しましょう。
自分が遊んでいるゲームやプレイスタイルによって最適なモニターの距離は異なるので、詳しく知りたい人は以下の記事を参考にしてください。
関連記事:【徹底解説】FPSに最適なモニターの距離は?距離によるメリット・デメリットを解説
集中してプレイできていない
エイムが合わない原因の1つに集中してプレイできていないことがあります。
おそらくエイムの調子が良いときは集中してプレイできていて、ゲームに没頭できていると思います。
しかし、長時間のプレイなどで集中力が落ちてくるとエイムの調子が悪くなっていきます。
そのような場合は、エナジードリンクやコーヒーなどカフェインが入っているものを飲むことがおすすめです。
ただし、飲む量や時間帯によっては健康を害したり、睡眠の質を落とす可能性があるので注意する必要があります。
指・手首・腕の動かし方を意識していない
普段どのようにマウスを動かしているかを意識していますか?
マウスを動かした後に普段マウスを置く場所に「どうやって戻しているか」、「どれくらいのスピードで戻しているか」、「同じ位置に戻すことができているか」を意識している人はほとんどいません。
多くの人はエイム練習をするとき、普段マウスを置く位置からマウスを動かしてエイムを合わせます。
しかし、試合中はその普段の位置からエイムを合わせ始めることができていますか?
細かいことだと思いますが、エイムの調子を安定させたいならこだわる必要があります。
また、エイムの調子が悪いときはうまい人のプレイ動画を見ることも大事です。
見た方が良い動画は手元が写っていて、自分と同じくらいの振り向き(感度)の人の動画です。
おすすめなのは、ZETA SugarZ3roさんのデスマッチなどです。VALORANTをやっていない人も腕の動かし方など参考になるところは多いと思います。
指、手首、腕などの使い方や照準の動かし方を見て、ただエイムが良いと思うのでなく何が自分と違うのか細かく見ましょう。
睡眠時間や質が悪い
睡眠不足が続くとお酒を飲んでいると同じくらいの認知機能になってしまうと言われています。
酔っぱらっている人とシラフの人のどちらが有利かは言うまでもないと思います。
また、睡眠時間があまりとれない人は睡眠の質を見直すようにしましょう。
寝る前に画面を見ないなどはゲーマーの人にとって難しいので、寝具にこだわるのがおすすめです。
調子が悪いのを諦める
上記の全てをしっかりやっても駄目だった場合は、諦めてがむしゃらにプレイし続けることも選択肢の一つです。
プレイ時間が解決することもあるので、エイムの調子が悪くてゲームから離れてしまうくらいならプレイし続けるのが個人的にはおすすめです。
調子を安定させたい人は感度を変えるのがおすすめ
一般的にハイセンシの人よりローセンシの人の方がエイムが安定すると言われています。
そのため、調子を安定させたいなら感度を落とすことがおすすめです。
その理由は、振り向きが10㎝と30㎝を考えて説明します。
相手の頭の幅が画面上で1㎝だとしたときに、振り向き10㎝の方はマウスを動かしたときに頭の幅に収めるのにマウスのセンサーを5㎜の幅に収めないといけないとします。
しかし、振り向き30㎝の人はその3倍の15㎜の幅にマウスのセンサーを収めれば良くなります。
そのため、ローセンシの方がエイムが安定しやすく調子のブレが少なくなります。
初心者の人ほど感度が高い傾向にあるので注意が必要です。
関連記事:【徹底解説】FPSの振り向きは何㎝が良いの?おすすめ感度を紹介
FPSでスランプの時の原因と対処法まとめ
今回は私のおすすめするエイムの調子が悪いときの原因と対処法を紹介しました。エイムを安定させたければ、意識しなければいけないことは多いです。
参考になれば幸いです。
コメント