私は10年以上ゲームをしてきて、オンラインゲーム中の声がうるさく、家族に注意されてしまうことが何度かありました。
また、その逆で家族がオンラインゲームをしていて寝れないこともありました。
その中で様々な対策をしてきたため、特におすすめの防音対策について紹介します。
本記事では、息子などの家族が深夜にゲームをしていて、声や物音がうるさいときの対策方法を紹介します。
ゲームでうるさい原因となる音の種類
音には空気伝搬音と固体伝搬音の2種類あります。
それぞれに異なる騒音対策方法があるので、まずはゲームの音で困っているのがどちらの音であるかを知りましょう。
空気伝搬音とは
空気伝搬音とは、空気中を伝わる音波によって伝達される音です。
音波は、振動する物体(音源)から周囲の空気分子に伝わり、隣接する空気分子にその振動を伝達していくことで音が伝わります。
これらの振動は、最終的に私たちの耳に到達し、聴覚神経を刺激して音として認識されます。
空気伝搬音は、日常生活で私たちが聞くほとんどすべての音に該当します。例えば、音楽、会話、自然音(風、雨、鳥の鳴き声など)がこれにあたります。
固体伝搬音とは
固体伝搬音とは、固体の構造を通じて伝わる振動や音のことを指します。これは、空気伝搬音とは異なり、振動が固体の中を伝搬することで音が伝わります。
構造伝搬音は、建物や機械の振動、騒音、振動制御などの分野で重要な役割を果たしています。
例えば、建物内での騒音問題では、壁や床、天井などの構造を介して音が伝わり、隣の部屋や階に響くことがあります。
このような場合、固体伝搬音が伝わる経路を遮断することで、騒音問題を軽減することができます。
ゲーム中の息子や夫はなぜうるさいのか
ゲームで遊ぶ時は臨場感を楽しむためにイヤホンをしてゲームをすることが多いです。
特に銃を使って戦うようなFPSやTPSと呼ばれるシューティングゲームを遊んでいる人は、イヤホンをつけることで左と右のどちら側に敵がいるか判断することができます。
しかし、イヤホンをすることで現実の音がほとんど聞こえなくなります。
また、近くの敵は足音が大きく、遠くの敵は足音が小さくなるため、遊ぶ時にはゲーム内の音がとても大事になります。
小さい音を聞き逃さないようにするため、ゲーム音を大きくして遊ぶ人が多いです。
これらの理由でイヤホンを付けているため、自分が今どれくらいの声で喋っているかわからず、声が大きくなってしまうことが多いです。
ゲーム中のうるさい声はなかなか治らないため、手っ取り早いのは寝る時に耳栓を付けてしまうことがおすすめです。
以下は私の1番おすすめの耳栓になるので、よかったら試してみてください!
ゲーム中の家族がうるさい時のおすすめ対策を紹介
ゲームで声がうるさい場合の対策方法
ゲームをしている人のドアの隙間を埋める
声は空気の振動によって部屋の外に漏れるため、ドアの隙間を埋めることで音量を減らすことができます。
ドアの隙間を埋める方法としては、以下のようなドアの下側を塞ぐものや防音テープによってドアの横を塞ぐ方法などがあります。
防音テープとは、ドアや窓の隙間を埋めるためのテープのことです。ドアや窓はしっかり閉めた時でも、少し隙間が空いていることがあります。
素材はスポンジのようなものが多く、普段のテープを張る感じでドアや窓の隙間にテープを張ることで隙間を埋めることができます。
こうすることでドアや窓から漏れていた音を減らしたりなくす効果が期待できます。
防音性能は同じ素材であれば、厚みが増すと防音性能も上がるため、防音効果をより期待したい人は分厚いものを選ぶようにしましょう。
ゲーム部屋に遮音カーテンを使う
もし近所への騒音が気になるなら遮音カーテンを使うことがおすすめです。遮音カーテンは特殊な加工がされていて、空気を振動させるような音を防いでくれます。漏れる音が0になる訳ではないですが、あるのとないのでは明らかに変わります。
カーテンを設置するだけなので、他の方法と比べて比較的簡単に行うことができます。
ゲームで使うマイクを変える
ゲームをしている時にマイクの反応が悪いことが原因で声を大きくしている人はマイクを変えるのがおすすめです。
パソコンでゲームをやっている人は、USBで差し込めるようなマイク単体のものを使うのがおすすめです。
switchやps4などのコンシューマー機でゲームをしていてマイクの調子が悪い人は、マイクをミュートできる機能がついているヘッドホンにするのがおすすめです。
椅子や足音がうるさい場合の対策方法
椅子や足音がうるさい時は固体伝搬音であるため、音を4伝わりにくくする対策が有効です。
以下におすすめの対策方法を紹介します。
床にカーペットや防音シートを使う
椅子の動かす音や足音がうるさいときは、床にカーペットを敷くことがおすすめです。
もし敷いていても騒音が気になる人は防音シートを使うことがおすすめです。床に敷くタイプとして以下の防音シートがあります。
このシートはカーペットの下に敷くことで、防音効果とカーペットがずれにくくなるなどの効果も期待できます。
ゲーミングチェアの下にチェアマットを敷く
チェアマットは椅子の下に敷くことで、椅子の動かす音などに対して防音対策の効果があります。チェアマットの材質は、プラスチックやカーペットなど様々なものがあります。
椅子の音がうるさいという人は、という人はチェアマットの導入をおすすめします。
ゲームの声がうるさくて寝られない時の防音対策
寝る時に耳栓をして防音対策をする
ゲームをやっている時の音はうるさいことが多く、寝るために必要な静かな環境を保つことが難しくなります。
そのため、寝ることができず、大きなストレスや不快感を感じることがあります。
そこで、耳栓を使うことで、ゲームに関する音を大幅に軽減することができます。この方法が個人的に1番のおすすめです!
また、耳栓は比較的安価で手軽に入手でき、簡単に対策を取ることができます。また、種類も豊富であるため、自分に合ったものを選ぶことができます。
耳栓は、長時間つけていても耳が痛くなりにくいものも多いので、防音対策にはとてもおすすめです。
耳栓が気になって寝れない人などもいるので、そのような人にはあまりおすすめできません。
ゲームの時間制限をつける
家族で生活している場合は、夜寝るときや朝早くに大きな声や音を出すことは家庭内の騒音被害になります。
そこで、家族で話し合って夜22時以降はゲームをやらない、声を出さないなどのルールを決めることも大事です。
うるさくて寝れない人は寝れないことがストレスになり、ゲームをしている人は全く友達と話さずにゲームをすることがストレスになります。
こうなってしまうと、お互いにとってストレスになってしまいます。そのため、妥協点を見つけルールを定めて生活することをおすすめします。
ゲーミングキーボードを変えて音を減らす
ゲーム時の声ではなく、キーボードを押す音がうるさい場合はキーボードを変更することも1つの選択肢です。
ゲーミングキーボードは赤軸や青軸などの様々な種類があり、音が良く出るものや静かなものまでそれぞれに特徴があります。
キーボードの音が気になる人は、入力音が静かなものに変えてもらうのがおすすめです。
ゲームに熱中して声が大きくなる場合
ゲームを起動した時はあまり声が大きくなくてもゲームの盛り上がりと共に次第に声が大きくなることがあります。
状況によっては叫んだりすることもありますが、本人は自分の声の大きさに気づいていないことがあるので、自分が出している声の大きさを常に伝えることが有効です。
このような場合は、音の大きさを測るスマートフォンのアプリなどをつけておき、どれくらい声が出ているかを自覚させることがおすすめです。
まとめ
今回は息子などの家族がゲームで遊んでいる時に声や物音がうるさい場合の対処法について紹介しました。どの防音対策も効果があると思っているので、気になる方法があれば試してみてください。
この記事が参考になれば幸いです。
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