多くの人がゲームに没頭したい気持ちと、健康的なライフスタイルを維持したいと悩むことがあります。
これらは相反するわけではなく、ゲームをプレイしながら運動やダイエット、筋トレも行うことができます。
この記事では、ゲームしながら運動やダイエット、筋トレを取り入れられる方法やそのメリットとデメリットを詳しくお伝えします。
ゲームしながらできる運動やダイエットを紹介
バランスボールを椅子の代わりに使おう!
ゲームをしながら運動やダイエットに取り組む方法として、バランスボールの使用もおすすめです。バランスボールは、大きなエクササイズボールのことで座るだけで体幹を鍛える効果があります。
一見するとただの遊び道具のように見えるかもしれませんが、正しい使い方をすることで筋肉のアクティベーションが高まり、運動効果が期待できます。
多くの人がゲームをする際に椅子に座る時間が多くなるため、運動不足や体調不良が心配されます。このような場合、バランスボールに座ってゲームをプレイすることで、長時間座っている間でも無意識に筋肉に適度な刺激を与えることが可能です。
さらに、バランスボールに座ることで姿勢も自然と良くなります。椅子に座っているとどうしても猫背になってしまいがちですが、バランスボールではそのようなことが少なく、長時間のゲームプレイでも疲れにくい体勢を保つことができます。
ただし、バランスボールでゲームをする際にはいくつか注意点もあります。長時間同じ姿勢でいると、筋肉に負担がかかる場合もあるので、定期的に体勢を変えたり、短い休憩を挟むようにしましょう。
ステッパー:単調作業やダイエットにおすすめ!
ゲームを楽しみながらも運動不足やダイエットに気を使いたいという人たちにとって、ステッパーの活用が非常に効果的です。ステッパーは場所を取らず、手軽に始められる運動器具で、家庭やオフィス、さらにはゲーミングスペースに簡単に置くことができます。
ゲームをプレイする時、多くの人が座りっぱなしで長時間過ごすことが一般的です。このようなライフスタイルが続くと、運動不足や肥満、さらには健康面での問題が出てくる可能性が高まります。
そこでステッパーが役立つのです。例えば、RPGやシミュレーションゲームのレベル上げなどの単調作業やカットシーンの間に、ステッパーで短い運動を挟むことができます。
このようにしてゲームの合間にステッパーを使うことで、無意識のうちに日々の運動量が増え、結果的にダイエットや健康維持にも貢献できます。また、ステッパーの動作は単純なので、ゲームの進行に影響を与えることなく、楽しみながら運動を取り入れられます。
EMSベルト:座りながら筋肉に刺激を与えよう
EMS(Electrical Muscle Stimulation)ベルトはゲームをしながら筋肉を刺激したいと考えている人にとっておすすめのアイテムです。
このベルトは電気刺激を用いて筋肉を収縮させることで、筋肉に刺激を入れることができるため、座ったまま長時間ゲームをする人に向いています。
ただし、EMSベルトはあくまで補助的な運動手段であり、基本的な運動やストレッチ、バランスの取れた食事と併用することで、最大の効果を発揮します。
そのため、EMSベルトを使ったからと言って痩せるわけではないので注意が必要です。
ダンベル:隙間時間に筋トレ!
ゲームを楽しみつつ健康やダイエットにも貢献したいと考えている人々に、ダンベルを活用する方法も効果的です。
ダンベルは多種多様な種類と重さがあり、自宅で簡単に取り入れられる運動器具の一つです。その多機能性から、ゲームプレイと併せて使うことで、座って過ごす時間をより有意義なものに変えることができます。
例えば、ゲームのローディング時間、キャラクターが復活するまでの待ち時間、あるいはゲーム内での移動時間など、意外と多い隙間時間を利用して、ダンベルで腕や肩の筋トレを行うことができます。
このようにして、小まめに運動を挟むことで、日常的な運動量を増やし、筋肉を鍛えることができます。
ダンベルを使用する利点の一つは、初心者でも軽い重さから始められるので、無理なく運動を始めることができます。
もちろん、ダンベルを使用するには注意も必要です。ゲームに夢中になりすぎて運動のフォームが崩れると、効果が半減してしまうばかりか、怪我のリスクもあります。運動の際は、正しいフォームに注意を払い、無理なく行うことがおすすめです。
座りながらできる内転筋トレーニング
ゲームで座りながらでも運動やダイエットを実践したいという方におすすめは内転筋のトレーニングです。特に、内転筋(太ももの内側の筋肉)を鍛えたいという方にとって、内転筋トレーニングの器機を足で挟んで使う方法が効果的です。
内転筋は、歩行や立ち姿勢の安定に大いに寄与する筋肉ですが、一般的な日常生活ではなかなか鍛えにくい部分です。
特にゲームをする際には、座っている時間が長くなりがちで、内転筋を意識して使う機会が少ないかもしれません。ここで内転筋トレーニングの器機が活躍します。この器機は通常、太ももを挟んで押し合わせる動作で内転筋を鍛えます。
この方法は手を使わない運動であるため、ゲームの操作には影響を与えずゲーム中にも問題なく運動、ダイエットを行うことができます。
ゲーム自体が運動になるもの
ゲームと運動、一見すると相反する二つの活動ですが、近年のテクノロジーの進化によって、ゲーム自体が運動になるという新しい形が登場しています。
特にVR(仮想現実)やAR(拡張現実)を利用したゲーム、動きをセンサーで捉えるゲーム、あるいはスマートフォンを使用した位置情報ベースのゲームなどがあります。
このようなゲームは、ただ座ってコントローラーを操作するだけでなく、体を動かすことがゲームの進行に直結しています。
例えば、VRを使った格闘ゲームでは、実際にプレイヤー自身がパンチやキックを行い、それがゲーム内のアクションとして反映されます。これにより、ゲームをするだけで心拍数が上がり、カロリー消費も期待できます。
また、位置情報ベースのゲームでは、特定の場所に物理的に移動する必要があります。この移動が歩行や走行につながり、結果として運動になります。特に有名な「ポケモンGO」は、多くの人々を外に誘い出し、歩かせる効果がありました。
スクワット:レベル上げ中や隙間時間におすすめ
ゲームをしながら運動やダイエットに取り組む方法として、スクワットをすることもおすすめです。
多くの人々が長時間ゲームを楽しむ中で、運動不足が問題となる場合も少なくありません。しかし、スクワットを取り入れることで、ゲームの楽しさを維持しつつ、同時に体を動かすことができます。
スクワットは下半身を中心に全身の筋肉を効率よく鍛える運動であり、特にゲームをプレイする際に多くの時間を座った状態で過ごす人々にとって、非常に有用です。
ゲーム内でのローディング時間や一時停止中、または単純にゲーム内での待機時間など、短い時間を有効活用してスクワットを行うことができます。
このようにして運動を取り入れることで、ゲームによる運動不足を補完しつつ、日常的に運動の習慣を身に付けることができます。ただし、スクワットは体に負荷をかける運動であるため、特に初めて行う方は適度な回数と強度から始め、徐々に負荷を増やしていくことが望ましいです。
ゲーム中に運動やダイエットをするメリット
時間効率の向上
忙しい日常生活で運動やダイエットに時間を割くのは困難な場合が多いですが、ゲームをしながら運動することで、時間を効率的に使うことができます。
ゲームのローディング時間やマッチの待ち時間などに、短い運動時間を挟むことで、一日の総運動時間を確保することが可能になります。
長時間座りっぱなしの健康リスク軽減
ゲームを長時間することで問題となる運動不足や、姿勢の悪化、眼精疲労などの健康リスクを、運動を取り入れることで軽減することができます。
心理的効果
ゲームは即時の報酬が得られるため、運動やダイエットの長期的な報酬と組み合わせることで、総合的な満足度が高くなることがあります。
ゲームで成功体験を得ることで、運動やダイエットに対するモチベーションも高まる可能性があります。
運動のバリエーションと工夫
例えば、ゲーム内で特定の目標を達成したらスクワットをする、ゲームで敗北したらダンベルで筋トレをするなど、運動のルーチンにバリエーションを持たせることができます。
これはかなりおすすめで、運動が単調になるのを防ぎ、挫折のリスクを減らすことができます。
ゲーム自体が運動になるケースも
最後に、VRゲームやフィットネスゲーム、ダンスゲームなど、ゲーム自体が運動になる場合もあります。これらは楽しみながら高い運動効果を得ることができ、特にダイエットや運動が苦手な人にとっては大きな魅力と言えるでしょう。
最近の運動ゲームは面白いものが増えてきて、ゲームの完成度が高いためおすすめです。
ゲーム中に運動やダイエットをするデメリット
集中力の分散
ゲームと運動はそれぞれ高い集中力を要求します。両方を同時に行うことで、どちらか一方、または両方に対する集中力が散漫になる可能性があります。
例えば、ゲームで戦略を練る必要がある場面で運動をしていると、思考が運動に向かい、戦略的なミスをする可能性が高くなります。
効果の低下
高い運動効果やゲームパフォーマンスを求める場合、両方を同時に行うことはおすすめできません。単純な運動でも、正確なフォームと高い集中力が求められます。
運動とゲームを同時に行うことで、効果的なトレーニングやゲームスキルの向上が妨げられる可能性があります。
ケガや健康リスク
特に運動においては、フォームが乱れることでケガのリスクが高まります。また、長時間のゲームプレイによる眼精疲労や姿勢の悪化といった健康リスクも考慮しなければなりません。
ゲームの楽しみの減少
ゲームは主に楽しみやストレス解消のためにプレイされますが、運動を取り入れることでその楽しみが半減する可能性があります。
特に、運動が義務感として捉えられるようになると、ゲームの楽しみが失われる可能性があります。
疲労の蓄積
ゲームも運動も疲労を生む活動です。両方を長時間続けることで、過度な疲労が蓄積し、それが日常生活や健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
特にFPSなどのゲームをしながらだと筋肉の疲労でエイムが合わなくなることがあります。
運動環境の制限
家でゲームをプレイしながら運動をする場合、運動に必要なスペースや機器が限られる可能性があります。これが運動の種類や質に影響を与え、効果的なダイエットや筋トレが困難になることもあります。
費用の増加
ゲーム中の運動に特定の機器を必要とする場合、その費用も考慮する必要があります。これがゲームの楽しみを得るための費用と重なると負担が大きくなる可能性があります。
まとめ
この記事では、ゲームしながら運動やダイエット、筋トレを取り入れられる方法やそのメリットとデメリットを解説しました。
参考になれば幸いです。
コメント