私は10年以上FPSゲームをやってきて、数多くのゲーミングマウスを使ってきました。その中で1万円以下の安くて使いやすかったコスパ最強マウスを紹介したいと思います。
ゲーミングマウスは学校や仕事で使うマウスと比べると値段が高いものが多いですが、ゲームをする際にはキーボードと同じくらい頻繁に使用するため、自分に合ったゲーミングマウスを選ぶことはとても大事です。
本記事では、1万円以下で手に入るおすすめのゲーミングマウスとその選び方についてわかりやすく解説します。
1万円以下で買えるゲーミングマウスのおすすめ5選

今回紹介するゲーミングマウスは、特におすすめで評価も高いゲーミングマウスのみを紹介しています。
Logicool G403h
Logicool G403hは、有線のゲーミングマウスです。旧モデルのG403と比較すると、様々な面で性能が向上しています。
重さは87g程度と軽くなり、10gの重りが付いているため、軽すぎると感じたら重くすることも可能です。
センサーは25Kセンサーに性能が上がっています。また、DPIに関しても上限が2倍以上になり、最大値は25,600まで向上しています。
ぎりぎり1万円以下で買えるゲーミングマウスで、この価格帯のゲーミングマウスの中ではLogicool G403hが1番おすすめになります!
Razer Deathadder Essential
Razer Deathadder Essentialは有線のゲーミングマウスで、重さは96g程度です。
安いゲーミングマウスですが、性能が性能に関しても特に問題があるわけではなく、サイドボタンは2つあります。サイズは大きめであるため、かぶせ持ちの人におすすめです。
値段は4000円程度とかなり安く、予算が1万円だと他のデバイスをもう1つ買えるほどです。
Razerのマウスでこの価格は破格で、ゲーミングマウスを試しに使ってみたい人にはとてもおすすめのマウスです。
Logicool G304
Logicool G304は電池式の無線ゲーミングマウスで、重さは99g程度です。
dpiは100~12000までLogicoolのソフトで変更でき、マウス上部についているボタンでいくつかのDPIに簡単に変更することが可能です。
値段は5000円程度なので、1万円が予算であればこのマウスももう1つデバイスが変える
サイズは少し小さめで、重さや価格を考えるととてもおすすめのマウスといえます。
Razer Basilisk X HyperSpeed
Razer Basilisk X HyperSpeedは、電池式の無線ゲーミングマウスです。
HyperSpeedとBluetoothの切り替えができます。ゲームで使う際にはHyperSpeedで高速で安定した通信ができ、仕事や勉強で使う際にはBluetoothを使用することで電池の消費を抑えて長時間の使用ができます。
個人的に形状が好きで、かぶせ持ちの人におすすめできるマウスです。
Logicool G600t MMO ゲーム用 20ボタン
Logicool G600tは、有線のゲーミングマウスです。
このマウスはMMOゲーム用ということもあり、マウスのボタンが多いことがおすすめの理由です。
まず、多くのマウスはサイドボタンが2つに対して、このマウスは12個のサイドボタンがあります。それ以外のボタンもあり、数多くのスキルを使うMMOなどにはとてもおすすめのマウスとなっています。
MMOをプレイする人で1万円以下のゲーミングマウスを探している人におすすめです!
1万円以下とそれ以上の価格のゲーミングマウスの違い

1万円以下のゲーミングマウスを使うメリット
自分に合うものを見つけやすい
いきなり1万円以上の高級なゲーミングマウスを買って使いやすければ良いですが、使いにくかったときにそれより安いものを買って使うのは勇気がいると思います。
ただ、1万円以下の値段が安いゲーミングマウスであれば同じ値段で何種類か使ってみて使いやすいものを見つけることができます。
1万円以下のゲーミングマウスで自分の使いやすい形状や重さがわかれば、最終的にそれに近い高額ゲーミングマウスを買うことを考えても良いと思います。
壊れても買い替えやすい
2万円を超えるような高額なゲーミングマウスだと、壊れた際にもう1つ買うのは経済的に大変なことが多いです。
しかし、1万円以下の安くて使いやすいゲーミングマウスであれば、マウスの調子が悪くなってきたり壊れた際に買い替えるハードルが低いです。
1万円以下のゲーミングマウスを使うデメリット
重量感がある
値段が安いゲーミングマウスは比較的重いものが多いです。軽いものもありますが、1万円以下のゲーミングマウスは1万円以上のゲーミングマウスと比較すると重量が重くなりがちです。
手首や腕に痛みや疲労を感じやすい人にとって、軽いマウスは負担を軽減し、快適にプレイできるというメリットがあります。
また、マウスの感度が低い人はマウスを動かす量が多いため軽いマウスがおすすめです。
そのため、ゲーミングマウスはできる限り軽い方が良いという人にはあまりおすすめできません。
センサーの性能が低い
マウスはどれくらい動かしたかをマウス裏のセンサーで把握しています。
ゲーミングマウスは一般的なマウスと比べてこのセンサーが高性能であることが多いです。しかし、1万円以下の安いゲーミングマウスは高いものと比べてセンサーの性能が低いものが多いです。
dpiの変更ができない
dpiとは、ドット・パー・インチの略です。マウスを1インチ動かした際に何ドット動くかというものです。
有名なメーカーのマウスなら専用のソフトウェアがあることが多く、ソフトウェア上でdpiを変更することができます。また、マウスによって複数のdpi設定をボタンで切り替えられる機能もあります。
しかし、安いマウスはあまり知名度のないメーカーであったり、コストを下げるために機能を少なくしているものも少なくありません。
そのため、1万円以下の安いゲーミングマウスはdpiの変更ができないことがあるため、注意が必要です。
応答速度が遅い
3000円以上のゲーミングマウスを選べば基本的には問題ないと思っていますが、安すぎるマウスはクリックしてから反映されるまでの時間に遅延がある場合があります。
そのため、ゲーミングマウスと書いてあっても安すぎるものは性能の確認やレビューを見るなどして問題がないか確認するした方が良いです。
1万円以下のゲーミングマウスの選び方と注意点

ゲーミングマウスの持ち方で選ぶ
かぶせ持ち
被せ持ちは、マウスを持つ最も一般的な方法です。この方法では、手のひら全体をマウスの上に置き、親指と小指でマウスの側面を軽くつかみます。
手のひら全体でマウスを支えるため、安定した操作が可能です。また、手首への負担が少ないので、長時間の使用でも疲れにくいとされています。
ただし、繊細な操作には不向きな場合があります。普段仕事や作業などでマウスを使う人は、この持ち方であることが多いです。
つかみ持ち
つかみ持ちは、手のひらの一部をマウスの後ろに置き、指先でマウスのボタンを操作する方法です。手のひらがマウスに完全に触れていないため、クリックの反応速度が向上し、繊細な操作が可能です。
しかし、手首や指に負担がかかることがあります。特に高速で正確なマウス操作が求められるゲームでは、この持ち方が好まれることが多いです。
つまみ持ち
つまみ持ちは、手のひらをマウスに触れさせず、指先のみでマウスを操作する方法です。この持ち方は繊細な操作が可能で、高速で正確なマウス操作が求められるゲームに適しています。
しかし、手首や指に負担がかかるため、長時間の使用には向かない場合があります。この持ち方は、他の2つの方法と比較してマウス操作がやや難しいとされています。
遊びたいゲームでマウスを選ぶ
FPS(VALORANT, APEX, オーバーウォッチ)
FPSなどのシューティングゲームをやる際は、敵の頭や体に照準を素早く正確に合わせる必要があります。そのため、マウス操作のしやすさが重要であり、ゲーミングマウスの重量やセンサーを重視することがおすすめです。
MOBA・RPG・MMO(LOL, FF, ドラクエ)
MOBAやRPGは複数のスキルを使うため、マウスのサイドボタンの数が大事になってきます。例えば、MMOなどでスキルが9個あったとします。そのスキルがキーボードの数字キー1から9に割り振られていたらプレイしにくいです。マウスのサイドボタンでスキル発動ができたらとても楽になります。
ゲーミングマウスの価格で選ぶ
ゲーミングマウスを選ぶ際は、価格で選ぶことも大事です。一般的に、PCゲームをするためにマウスパッドやキーボードなどの様々な周辺機器が必要になります。
そのため、ゲーミングマウスの性能も大事ですが、それ以外の周辺機器もとても大事になるため、自分の予算に合ったものを選ぶことが大事になります。
マウスが有線か無線で選ぶ
数年前までは、無線ゲーミングマウスは通信が不安定で応答速度も遅かったです。しかし、近年の技術の向上によって有線と無線の差はなくなっています。むしろ有線よりも性能が良いという無線ゲーミングマウスがでてきています。
無線ゲーミングマウスはケーブルがないことが一番のメリットです。ケーブルが邪魔になることがなく、有線と比べると操作性が良いです。デメリットは充電が必要であったり、電池の取り換えが必要になることです。また、価格は有線タイプの方が安い傾向にあります。
おすすめは充電や電池交換の手間を考えても操作性が良い無線のゲーミングマウスです。
最近はマウスパッドの上に置いているだけで充電できるマウスパッドもあるため、充電に不満があればそのようなものを使うのもおすすめです。
ゲーミングマウスの重量で選ぶ
基本的には軽いほうが使いやすいと言われていますが、軽すぎると使いにくいという人もいます。
重さの目安は120g程度は重め、100gなら中くらい、80g程度は軽めです。
重いマウス:安定感がありマウスを止めやすいが、疲れたり素早く動かしにくい。
中程度のマウス:安定感と軽さのバランスが良い。
軽いマウス:疲れにくく素早く動かしやすいが、マウスが安定しにくい。
しかし、重さは想像しにくいので一度お店でどれくらいの重さのゲーミングマウスが操作しやすいか試してみるのも良いです。
マウスの製造メーカーで選ぶ
周辺機器を一つのメーカーで合わせることで統一感が生まれます。また、Logicoolのような専用のソフトウェアがあるメーカーはゲーミングマウスやゲーミングキーボードを1つのソフトウェアで管理ができるため、管理しやすくなります。
以下は有名なゲーミングマウスメーカーで、これらのメーカーのマウスを使っている人が多いです。
Logicool(ロジクール)
ロジクールは、スイスのコンピュータ周辺機器メーカーであり、キーボード、マウス、ヘッドセット、ウェブカメラなど幅広い製品を提供しています。
特にゲーミングマウスにおいては、高性能で世界的に評価が高く、プロゲーマーや一般ユーザーに愛用されています。
ロジクールのゲーミングマウスは、技術革新と独自のデザインが特徴です。例えば、HEROセンサーは、高い精度と省電力性能を実現し、遅延が少ないプレイ環境を提供しています。
代表的なロジクールのゲーミングマウスには、G PROシリーズやG502 HERO、G903 LIGHTSPEEDなどがあります。
これらの製品は、ゲーマーにとって大事となるセンサーの性能が良く、カスタマイズ可能なDPI設定が可能であることが多く、ゲーマーにとって重要な機能を搭載しています。
また、重さを変更できる機能などがあるゲーミングマウスもあります。
Razer(レイザー)
Razerは、アメリカのゲーミングデバイスメーカーで、ゲーミングマウス、キーボード、ヘッドセット、ゲーミングノートパソコンなど幅広い製品を展開しています。
Razerは、高品質なゲーミングデバイスを提供しており、世界中のプロゲーマーや一般ユーザーに支持されています。
Razerの代表的なゲーミングマングマウスには、DeathAdder V2、Viper Ultimate、Basiliskシリーズ、Nagaシリーズなどがあります。
これらの製品は、ゲームジャンルやプレイスタイルに合わせて、さまざまな特徴や機能を備えており、幅広いゲーマーに対応しています。
ゲーミングマウスの寿命・買い替え時期
ゲーミングマウスの寿命はどれくらいか
仕事や勉強で使っているマウスは、カーソルが動かなくなるまでマウスを使っていても問題になることはありません。
それと同じように、ゲームに使うゲーミングマウスもカーソルが動かなくなるまで使う人がいます。
しかし、ゲーミングマウスが劣化するとチャタリングやカーソル飛びなどが起きてしまうため、ゲーミングマウスをカーソルが動かなくなるまで交換せずに使うことはおすすめできません。
そのため、ゲーミングマウスを買ってから2年、3年くらい経ったら、ゲーミングマウスの調子を見て買い替えることがおすすめです。
ただし、あくまで目安なので、調子が悪かったり、使用頻度が多い場合には1年程度で買い替えることもあります。
ゲーミングマウスの寿命で起きる不具合
ゲーミングマウスの寿命が来ると「ゲーミングマウスを1度クリックしただけなのに、複数回入力されてしまうチャタリングという不具合」や「マウスポインタが飛んでしまい思うような操作ができない不具合」などが起きてしまう可能性があります。
これらの不具合は、ゲーミングマウス本体の不具合であるため、個人での改善はなかなかできませんん。
そのため、チャタリングやポインタが飛んでしまうときはゲーミングマウスの寿命が来たと思ってください。
しかし、ゲーミングマウスが滑りにくくなってきたなどは、マウスの寿命ではなくマウスソールやマウスパッドの寿命であることが多いので注意が必要です。
関連記事:【徹底解説】ゲーミングマウスパッドの寿命が過ぎたらどうなる?買い替え時期についても解説
FPS・TPSなどを上手くなりたい人の買い替え時
FPSやTPSなどのシューティングゲームをやっている人は、他のジャンルのゲームをやっている人に比べて、ゲーミングマウスが大事になります。
なぜなら、持ちやすさや少しの動作不良で相手に照準を合わせられるかに影響があります。そのため、ゲーミングマウスが劣化しているかどうかは他のゲームをやる人以上に気にする必要があります。
今使っているゲーミングマウスが劣化していなくても、ゲーミングマウスが手に合っていない可能性もあります。
そのため、少しでも不満点があれば、違うゲーミングマウスを試すために買い替えることもおすすめです。
また、ゲーミングマウスの寿命はローセンシやハイセンシなど感度によっても違います。特にローセンシの人の方はマウスの動かす量が多くなるため、同じ時間を遊んでいても劣化が速いです。
以前と比べてエイムの調子が悪いと思っている人はゲーミングマウスの劣化の可能性があります。そのような人はゲーミングマウスの買い替えがおすすめです。
もしゲーミングマウスが劣化していると思ったらできる限り早く買い替えるのがおすすめです。なぜなら、今上達するためにやっているエイム練習やボット撃ちの効果が薄くなってしまうためです。
関連記事:ゲーミングマウスの寿命や交換頻度は?買い替えるメリットについても紹介
1万円以下のゲーミングマウスでよくある質問
1万円以下のゲーミングマウスの性能は悪い?
結論から言うと1万円以下のゲーミングマウスの性能は悪くありません。
むしろ、性能は良いものが多く使用していて不具合が起きることはほとんどないです。
ただ、軽さやセンサーの性能が大事になるFPSなどのゲームをプレイする人は、より性能の高いゲーミングマウスを購入することがおすすめです。
特におすすめなのはLogicool G PRO SUPERLIGHTです!
普通のマウスじゃダメなの?
ゲーミングマウスではなく普通のマウスでゲームをプレイするのはダメ?という質問を良く受けます。
普通のマウスはFPS、MOBA、MMOなどマウス操作が重要になるゲームにはおすすめできませんが、シミュレーションゲームなどをプレイする人には問題ないです。
なぜなら、センサーの精度を気にする必要があまりなく、快適にプレイできるためです。
ただし、ゲーミングマウスの方が軽量なものが多いため長時間ゲームをプレイする人は、ゲーミングマウスを使うことがおすすめです。
まとめ
今回は1万円以下のゲーミングマウスのおすすめと選び方を紹介しました。どれも使いやすいゲーミングマウスなので気になるものがあれば試してみていただけると幸いです。
参考になれば幸いです。
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