ゲーミングマウスは様々な持ち方があり、その1つにかぶせ持ちがあります。持ち方によって適したゲーミングマウスは変わるため、適切に選ぶことが重要になります。
本記事では、かぶせ持ちにおすすめのゲーミングマウスとかぶせ持ちの人が考慮すべき選び方について紹介します。
かぶせ持ちにおすすめのゲーミングマウス3選
Razer DeathAdder V3 Pro
かぶせ持ちにおすすめのゲーミングマウス1つ目はRazer DeathAdder V3 Proです。
Razer DeathAdder V3 Proは、ゲーミングマウスの中でも人気が高いモデルの一つです。このマウスは無線で接続され、64g程度という軽量設計が特徴です。
サイズは大きめのゲーミングマウスで、手のひら全体でマウスを覆うかぶせ持ちに適しています。また、サイドに2つのボタンが配置されており、ゲーム中の高速な操作に対応可能です。
Razer Basilisk V3 Pro
かぶせ持ちにおすすめのゲーミングマウス2つ目はRazer Basilisk V3 Proです。
Razer Basilisk V3 Proは、Razer社から発売されている高性能ゲーミングマウスで、特にかぶせ持ちスタイルに適している点が注目されます。
このマウスは1つ目のRazerのゲーミングマウスと形状が異なり、親指がマウスの窪みにフィットして快適な操作性を提供してくれます。
ただ、他の持ち方の人にはあまりおすすめできないので、これからかぶせ持ちでゲームをプレイする予定の人におすすめです。
Logicool G G502 X LIGHTSPEED
かぶせ持ちにおすすめのゲーミングマウス3つ目はLogicool G G502 X LIGHTSPEEDです。
Logicool G G502 X LIGHTSPEEDは、LogicoolのG502シリーズの中でも新しいゲーミングマウスで、かぶせ持ちのプレイヤーに最適な特徴を備えています。
このマウスの設計は、手のひら全体でマウスをしっかりと覆うことができるため、長時間の使用にも適しており、安定したグリップ感を提供します。
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かぶせ持ちとは
かぶせ持ちとはゲーミングマウスを操作する際の持ち方です。この持ち方は手のひら全体をマウスの上にかぶせるようにしてマウスを持ちます。
この持ち方では手のひらがゲーミングマウスの大部分を覆い、人差し指と中指はマウスのボタンの上に置くことになります。
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かぶせ持ちのメリット・デメリット
かぶせ持ちのメリット
疲労の軽減
ゲーミングマウスのかぶせ持ちは、手のひら全体を使ってマウスを覆うことで滑りにくく安定した操作感になります。
手のひら全体でマウスを支えることにより、手首への負担が分散され、手首や指の疲労が軽減されます。これは長時間のゲームプレイや集中を要する場合は特に重要です。
直感的な操作
多くの人にとって、かぶせ持ちは通常のマウスの持ち方に近いです。これにより、操作に慣れるための時間が短縮され、特にマウスでゲームをするのが初めての人におすすめです。
直感的に操作できると新しいゲームや異なるジャンルに移行する際に慣れるまでの時間も短くなり、幅広いゲームでのパフォーマンスの向上が期待できます。
サイドボタンが押しやすい
かぶせ持ちは手のひら全体をマウスに置いているため、安定感があります。
そのため、親指でマウスのサイドボタンを押す際も手のひらが支えてくれているため、他の持ち方と比べてサイドボタンが押しやすくなります。
かぶせ持ちのデメリット
機動性の制限
かぶせ持ちでは手全体でマウスを覆うため、細かい動きや素早い反応が必要なゲームプレイでは、反応速度が若干落ちる可能性があります。
これは、指先のみを使用する持ち方に比べて、マウスを動かすためにより大きな手の動きが必要となるためです。
特に、FPSやTPSなどの高速で瞬間的な反応を必要とするゲームでは、かぶせ持ちが不利になる場合があるため注意が必要です。
手汗の問題
長時間のゲームプレイでは、手のひら全体でマウスを覆うことにより、手のひらに熱がこもりやすくなります。
これは特に暑い環境や夏場において、不快感をもたらす可能性があります。手のひらの発汗や温度上昇は、グリップの滑りやすさを増加させ、正確な操作を困難にすることがあります。
全てのマウスに適さない
かぶせ持ちはマウスの形状やサイズに依存するため、全てのマウスがこの持ち方に適しているわけではありません。
特に、小さめのマウスではかぶせ持ちに不向きな場合があります。小さすぎるマウスでは、手のひら全体をマウスに置くことができず安定した操作を行うことができません。
かぶせ持ちのゲーミングマウスの選び方
DPI設定
DPIはマウスの感度を示す指標であり、FPSゲームではその調整が重要です。DPIの設定はプレイスタイルに合わせて、調整範囲が広いマウスを選ぶことがおすすめです。
特にDPIが固定のマウスではなく、DPIを変更できるマウスを選ぶことを強くお勧めします。
センサーの種類
主にオプティカルセンサーとレーザーセンサーがあり、オプティカルセンサーは一般的な表面での性能が良いのに対し、レーザーセンサーはガラスや鏡面での動作に優れています。
使用するマウスパッドやプレイ環境に合わせて選びましょう。
ボタン数と配置
ゲーム内でのショートカットや機能に応じて、必要なボタン数やその配置を考慮すると、ゲームプレイがよりスムーズになります。
MMOなどのゲームをプレイしている人はサイドボタンが多い方が良く、スキルを効果的に使うことができるようになります。
耐久性
長時間の使用や激しい動きにも耐える、耐久性の高いマウスを選ぶことで、長期間の安定したゲームプレイが可能となります。
最近のゲーミングマウスは耐久性も考慮されていることが多く、すぐに壊れることは滅多にないと思うので、この点に関してはあまり気にしなくても問題ありません。
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かぶせ持ちにおすすめの形状
かぶせ持ちにおすすめのゲーミングマウスの形状は、大きめのマウスがおすすめです。
かぶせ持ちは手のひら全体をマウスにかぶせるため、小さめのマウスでは手が乗り切らずに操作しにくくなることがあります。そのため、少し大きめのゲーミングマウスを選ぶことがおすすめです。
関連記事:静音ゲーミングマウスのおすすめ3選!うるさくないマウスを紹介
かぶせ持ちにおすすめの重さ
かぶせ持ちの人は軽いマウスか重いマウスかは好みで良いです。他の持ち方と比べて手のひら全体でマウスを操作するため、少し重いくらいのマウスであればあまり操作感に影響を与えません。
ただし、マウスが軽くて操作感が悪くなることはほとんどないため、多くの場合で軽いゲーミングマウスを使うことがおすすめです。
特にFPSなどの高速反応が求められるゲームでは軽いゲーミングマウスを使う人が多いです。
有線と無線はどちらがおすすめ?
以前は有線のゲーミングマウスの方が遅延がなく優れていることも多かったです。
ただ、技術の発達により無線のゲーミングマウスの性能が向上したこともあり、今は無線のゲーミングマウスがおすすめです。
無線のゲーミングマウスはケーブルがないため、ストレスなく正確なマウス操作を行えます。
もし有線のゲーミングマウスを選ぶ場合は、マウスバンジーを利用することで操作感を改善することができます。
かぶせ持ちゲーミングマウスのおすすめ関連アイテム
ゲーミングマウスのソール
マウスソールはマウスの裏のマウスパッドと直接触れる部分なので、滑りやすさに関してはマウスソールが影響します。
そのため、複数のマウスパッドを使っても良いと思えるものがなければ、マウスパッドではなくマウスソールを変更することを考えた方が良いかもしれません。
関連記事:おすすめのマウスソール12選!選び方や交換方法も紹介
アームカバー
ゲーミングマウスを動かす際に腕や手首がマウスパッドと擦れます。腕とマウスパッドでは摩擦が多く、マウスパッドが劣化したり、滑りにくいことがあります。
この解決策としてアームカバーを付けることが挙げられます。以下におすすめのアームカバーを紹介するので、参考になれば幸いです。
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ゲーミングマウスパッド
ゲーミングマウスの性能を活かすためにはゲーミングマウスパッドも重要になります。
ゲーミングマウスパッドを適切に選ばないと高性能なマウスも性能を活かせないため、慎重に選ぶ必要があります。
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グリップテープもおすすめ
かぶせ持ちでゲーミングマウスを使用する場合、グリップテープを使うことで操作性と快適性の向上になります。
この持ち方ではマウスを手のひら全体で覆うため、通常のグリップテープの他にどこにでも貼れるタイプも合わせて貼ることをおすすめします。
グリップテープは、マウス表面の摩擦を増加させて指を滑りにくくします。これにより、より少ない力でマウスを操作でき、長時間のゲームプレイによる手や指の疲労を軽減します。
また、ゲーム中は手に汗をかきやすく、滑りやすい状態になることが多いですが、グリップテープはこのような状況でも滑りを軽減し、操作性を向上してくれます。
関連記事:VALORANTにおすすめのグリップテープを紹介!選ぶときの注意点も解説
まとめ
本記事では、かぶせ持ちにおすすめのゲーミングマウスと選び方について紹介しました。
参考になれば幸いです。
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