私は10年以上FPSゲームをやってきて、今まで数多くのマウスパッドを使ってきました。ハイセンシの人はマウスが少しずれるだけで大きくエイムが動いてしまうため、マウスパッドを慎重に選ぶ必要があります。
本記事は、FPSのハイセンシでマウスパッドは何を買えば良いか悩んでいる方に向けて、ハイセンシの人に特におすすめのマウスパッドを7つ紹介します。
ハイセンシの人におすすめマウスパッドを種類別に紹介

ソフトタイプのマウスパッドのおすすめ
Logicool G640 マウスパッド
ハイセンシの人におすすめのマウスパッドの1つ目は、Logicool G640です。サイズは(縦x横x高さ)=40 x 46 x 0.3 cmとなっています。ソフトタイプのマウスパッドを使うならこのマウスパッドを1番おすすめします!
プロの方なども使用していて、とても評判の良いマウスパッドです。
価格もあまり高くなく、数ヶ月に一回であれば買い換えることも容易な金額なので、滑り具合を一定に保ちやすいマウスパッドとなっています。
私はこのマウスパッドを3か月に1回買っていて、買い替えるとエイムの調子が元に戻って良い感じになります。
個人的にかなりおすすめマウスパッドなので、迷っている人はこのマウスパッドを使えば間違いないと思います!
関連記事:G240/G440/G640のマウスパッドの違いやどれがおすすめか紹介!
ハヤテ 甲 XSOFT XLマウスパッド
ハイセンシの人におすすめのマウスパッドの2つ目は、ARTISANのハヤテ 甲 XSOFT XLマウスパッドです。
このマウスパッドのサイズは(縦x横x高さ)=42 x 49 x 0.4 cmとなっています。
このマウスパッドは有名なマウスパッドで使っている人も多く、Amazonでの評価がとても高いことが特徴です。今回紹介するマウスパッドの中で一番高額なマウスパッドですが、止めやすさはとても良いです。
また、ハイセンシの人はマウスパッドの摩耗が少なく長期間使えるため、値段が高くても自分が良いと思うものを使うのがおすすめです!
もし余裕があれば、一度は試してみることをおすすめするマウスパッドとなっています。
SteelSeries QcK マウスパッド
ハイセンシの人におすすめのマウスパッドの3つ目は、SteelSeries QcKのソフトタイプのマウスパッドです。
価格が2100円程度のマウスパッドで、サイズは(縦x横x高さ)=40 x 45 x 0.2 cmとなっています。
このマウスパッドは使いやすいだけでなく、値段も安いマウスパッドとなっています。
そのため、他のマウスパッドと比べて買い変えるハードルが低く、ゲームのプレイ時間や仕事などでマウスパッドを磨耗しやすい人に特におすすめのマウスパッドとなっています。
関連記事:SteelSeries QcKとQcK Heavyの違いを解説
BenQ Zowie G-SR マウスパッド
ハイセンシの人におすすめのマウスパッドの4つ目は、BenQ ZowieのG-SRのマウスパッドです。
このマウスパッドは価格が7000円程度のマウスパッドで、サイズは(縦x横x高さ)=39 x 47 x 0.3 cmとなっています。
私は滑りやすさや止めやすさなどの使用感はこのマウスパッドが好みでした。
しかし、私は長時間のゲームや仕事などで1日中マウスパッドを使うこともあり、買い替え頻度が高すぎて経済的な理由で今はこのマウスパッドを使えていません。。。
値段を考えると頻繁にマウスパッドを買い変えるつもりはない人には特におすすめのマウスパッドになっています。ただ、かなり使いやすいので、金銭的に余裕があれば買ってみることをおすすめします。
ハードタイプのマウスパッドのおすすめ
SkyPAD 3.0 XLマウスパッド
ハイセンシの人におすすめのマウスパッドの5つ目は、SkyPADのマウスパッドです。
素材がガラス製なので値段が高いですが、Amazonでもかなり評価の高いマウスパッドです。また、サイズも大きく、ハイセンシだけでなくローセンシの人でも問題なく使うことができます。
値段が高い以外は文句なしのマウスパッドなので、ハードタイプのマウスパッドを使うならこのマウスパッドが1番おすすめです!
Logicool G440t マウスパッド
ハイセンシの人におすすめのマウスパッドの6つ目は、ゲーミングマウスパッドのハードタイプで定番のLogicool G440tです。
このマウスパッドは価格が3100円程度のマウスパッドで、サイズは(縦x横x高さ)=28 x 34 x 0.3 cmとなっています。
特徴はハードタイプは比較的値段が高くなりますが、このマウスパッドは値段がソフトタイプと同じくらいのコスパの良いマウスパッドになります。
ハードタイプのマウスパッドなので、マウスとマウスパッドの表面との摩擦が少なく、とても滑りやすいです。
この商品はLogicoolの製品であるため、Logicoolのゲーミングマウスを使っている人には特におすすめできるマウスパッドとなっています。
SteelSeries QcK Hard マウスパッド
ハイセンシの人におすすめのマウスパッドの7つ目は、SteelSeries QcKのハードタイプです。
このマウスパッドは価格が2800円程度のマウスパッドで、サイズは(縦x横x高さ)=27 x 32 x 0.3 cmとなっています。
SteelSeriesのゲーミングマウスパッドはどれもコスパが良く、このマウスパッドも使いやすく値段も安いハードタイプのマウスパッドです。
amazonでの評価もよく、ハードタイプを試してみたいならこのマウスパッドといえます。
ハイセンシのメリットとデメリットを紹介

ハイセンシはマウスの感度が高く、振り向きの㎝が小さいセンシのことです。
ゲームによって異なりますが、基本的に振り向き15cm以下のマウス感度であればハイセンシであると言えます。振り向きとは真後ろを向くまで何㎝必要かという数値のことです。
また、プロの方のハイセンシはとても見栄えの良いシーンも多く、そのようなシーンを憧れてハイセンシにする人も少なくありません。
ハイセンシのメリット
ハイセンシのメリットは以下のようになります。
・素早い視点移動が可能
・腕が疲れないので長時間のプレーができる
・小さいマウスパッドでも問題ない
・ソールの摩耗が抑えられる
ハイセンシは素早い視点移動が可能なため、敵を見つけてから狙いを定めるまでの時間を短くすることができます。そのため、ローセンシと比べて理論値は高く、上手く狙いを定めることができれば強い感度になっています。
また、視点の移動が速いことで見栄えの良いプレーをしたり、ストレスなく快適にプレイすることがもメリットです。
小さいマウスパッドでも問題なくプレイできることも多く、マウスの移動量が少ないため長時間プレイしても疲れないことやマウスのソールとマウスパッドの消耗を減らせることがメリットになります。
ハイセンシのデメリット
ハイセンシのデメリットは以下のようになります。
・エイムが安定しない
・細かいエイムが難しい
メリットとデメリットだけを見るとハイセンシは良いように見えますが、FPSでエイムを合わせることはとても大事なことなので、ある程度の期間プレイしてみてエイムが良くならないようであれば感度を落とすのもおすすめです。
初心者の方ほどハイセンシにする傾向がありますが、私個人の意見としては初心者の方は感度を落とす方が強くなる印象があります。
関連記事:【徹底解説】FPSのハイセンシ・ローセンシとは?メリットとデメリットを紹介
ハイセンシの人におすすめのマウスパッドの選び方
マウスパッドの素材
マウスパッドの素材は、布やガラス、プラスチックなど様々あります。マウスパッドは、素材によってソフトタイプやハードタイプと呼ばれることがあり、それぞれに特徴があります。
ソフトタイプのマウスパッドの特徴
ソフトタイプは素材に布が使われていることが多いです。そのため、マウスとマウスパッドの間での摩擦がそこそこあり、ハードタイプと比べて滑りにくい代わりにマウスを止めやすいという特徴があります。
マウスを止めやすいという特徴があるため、ハイセンシの人もマウスを止めやすく、相手に安定して照準を合わせることができます。
また、素材が布であるためマウスパッドの消耗が激しく、定期的に買い替えないと摩擦を一定に保つことができません。ハードタイプのマウスパッドと比べると買い替え頻度が多いことがデメリットになります。
FPS初心者でハイセンシの人には、ソフトタイプのマウスパッドが癖がなく使いやすいため、おすすめです。
ハードタイプのマウスパッドの特徴
ハードタイプのマウスパッドは素材に金属やプラスチックが使われています。マウスとマウスパッドの間での摩擦が少ないため、ソフトタイプのマウスパッドと比べて少ない力でマウスを動かすことができます。
しかし、滑りやすい代わりに止めたい時にぴったり止めるのは難しいです。
また、ゲーミングマウスパッドの素材が金属やプラスチックと硬い素材なのでマウスとマウスパッドの設置面のマウスソールが削れやすいというデメリットもあります。
上記のことからローセンシのようなマウスを大きく動かす人には止めにくくて、マウスソールが削れやすいためあまりおすすめできません。
ハードタイプのマウスパッドを使う場合、ローセンシの人よりもハイセンシの人におすすめです。また、マウスを早く動かしたい人にはおすすめできますが、安定感が欲しい人にはあまりおすすめできません。
FPSを始めたばかりのハイセンシの人はエイムが安定しない人が多いため、ハイセンシにこだわりがある人以外にはおすすめできません。
関連記事:ハードタイプのマウスパッドのおすすめ5選!滑りやすいマウスパッドを紹介
関連記事:ゲーミングマウスパッドの素材と特徴!おすすめの選び方について解説
マウスパッドのサイズ
ハイセンシの人におすすめのマウスパッドの大きさは、個人のマウスの移動範囲によって異なります。私のおすすめは、ゲーム内で真後ろを振り向こうとした時に、マウスを動かせるくらい十分なスペースがある大きさが望ましいです。
ハイセンシの人の場合は振り向くために、動かす幅が小さいため、比較的小さいマウスパッドでも問題ないことが多いです。
関連記事:マウスパッドのおすすめの大きさは?ゲームで使いやすいマウスパッドを紹介
マウスパッドの形状
マウスパッドには、手首を支えるためのクッションがあるものや猫型などの形状のものがあります。しかし、手首を支えるためのクッションがあるものは、手首の可動域が狭くなり、猫型などのものはマウスを動かした時にマウスパッドに引っかかることがあります。
上記のことから、ハイセンシの人におすすめするマウスパッドは、特別なこだわりがなければ四角の凹凸がない平らなマウスパッドがおすすめです。
マウスパッドの滑りやすさ
ハイセンシの人におすすめのマウスパッドの滑りやすさについては、滑りやすさの好みが分かれやすく、個人差が大きいため、それぞれの好みで良いと思っています。
マウスパッドはコントロール系やスピード系など様々な種類がありますが、色んな種類を使ってみて自分に合うものを見つけましょう。
このため、普段使っているマウスパッドを基準にもっと滑った方が良いか、止めやすい方が良いかを考えてマウスパッドを選ぶようにしましょう。
初めてゲーム用のマウスパッドを買うハイセンシの人は、使っている人が多いLogicoolかSteelseriesのソフトタイプのマウスパッドを買うことをおすすめします。
関連記事:【2023年最新版】FPSでローセンシの人におすすめのマウスパッド5選
ハイセンシのプロゲーマーが使っているマウスパッド
最後にハイセンシのプロゲーマーが使っているマウスパッドについて紹介します。もし迷っている方は、参考にしていただけると幸いです。
情報が古いなどで誤情報等あれば、教えていただけると助かります。
VALORANTのハイセンシのプロが使っているマウスパッド
VALORANTのハイセンシのプレイヤーで有名なTenZ選手とSmth選手のマウスパッドを紹介します。
TenZ選手は、ARTISANのゲーミングマウスパッドを使っているようです。また、日本国内で感度が高く、ハイセンシプレイヤーとして有名なSmth選手は2022年の9月にArtisanのマウスパッドに変えたとTweetしています。
APEX Legendsのハイセンシのプロが使っているマウスパッド
APEX Legendsは、VALORANTのプロと比較するとハイセンシの人が多いイメージです。これは、近距離での戦闘も多く、感度が低いと対応できないことが多いためであると考えられます。
APEX LegendsのプロでハイセンシのYuki選手は、Razer製のマウスパッドを使っているようです。
Overwatchのハイセンシのプロが使っているマウスパッド
OverwatchもAPEXと同じくハイセンシのプレイヤーが多いです。OverwatchプロのHaksal選手が使っているマウスパッドを紹介したかったのですが、調べてもどのマウスパッドを使っているか出てきませんでした。
なので、プロではないですが、国内の元Overwatchのプロでハイセンシだった関さんとJasperさんの使用しているマウスパッドを紹介します。
お二人ともLogicoolのG 640rを使っているようです。このマウスパッドは私もお気に入りで、かなりおすすめのマウスパッドです。
ゲーム用マウスパッドの寿命・買い替え時

ゲーム用マウスパッドの寿命はどれくらい?
仕事や勉強で使っているマウスパッドは何年使ってもあまり問題になることはありません。同じように、ゲームに使うマウスパッドも買ってから一度も変えない人がいます。
ただし、長い間使い続けることは様々なゲームにおいておすすめできません。マウスパッドは摩耗すると購入時した初期の頃と比べて滑り具合が変わります。
例えば、FPSだと相手に照準を合わせる感覚が変わり、LOLなどのMOBAでは細かい操作が難しくなりミスが起こりやすくなります。そのため、ゲームを頻繁にやる人は数週間に1度、あまりやらない人でも半年に1度買い替えることがおすすめです。
また、上記の例外として、飲み物をこぼしてしまったり、汚れが付きやすい環境で遊んでいる人のマウスパッドの寿命は短くなります。
マウスパッドの種類で寿命は変わる
マウスパッドには布などが素材のソフトタイプ、プラスチックが素材のハードタイプがあります。
ソフトタイプのマウスパッドの素材は、ハードタイプの素材と比べると摩耗しやすく、滑り具合が変わりやすいです。ハードタイプのマウスパッドは摩擦に強く、ソフトタイプと比べて長期間滑り具合が一定に保てます。
個人的にはソフトタイプのマウスパッドの寿命は数週間~3か月程度、ハードタイプのマウスパッドの寿命は半年程度だと考えています。
FPS・TPSなどを上手くなりたい人の買い替え時
FPSやTPSなどのシューティングゲームをやっている人は、他のジャンルのゲームをやっている人に比べてマウスパッドが大事になります。
なぜなら、少しの摩擦の違いで相手に照準を合わせられるかが決まるためです。そのため、マウスパッドの寿命が近づいていて、マウスパッドが劣化しているかどうかは他のゲームをやる人以上に気にする必要があります。
また、マウスパッドの寿命はローセンシやハイセンシなど感度によっても違います。特にローセンシの人の方はマウスの動かす量が多くなるため、同じ時間を遊んでいても寿命が来るのが早いです。
以前と比べてエイムの調子が悪いと思っている人は、マウスパッドの寿命が原因の可能性があります。そのような人はマウスパッドを買い替えることがおすすめです。
マウスパッドを買い替える際に、FPSやTPSで上手くなりたい人は様々なマウスパッドを試してみるのがおすすめです。一概にどのマウスパッドが一番良いかは無く、マウスのセンサー、マウスソール、マウスへの力の入れ方など様々な要素によって変わります。そのため、自分に合ったものを選ぶことが大事です。
もしマウスパッドの寿命が近づいて劣化していると思ったら、できる限り早く買い替えるのがおすすめです。なぜなら、今上達するためにやっているエイム練習やボット撃ちの効果が薄くなってしまうためです。
購入したマウスパッドの巻き癖や歪みの対策を紹介
重りを使う方法:重りを乗せて巻き癖を改善する
マウスパッドが歪んでいるときは重りを乗せることで巻き癖や歪みの改善を期待できます。本などの平らな物を重りにして、マウスパッドを広げてその上に乗せることがおすすめです。
このマウスパッドに重りを乗せた状態で1日程度放置してみてください。しかし、平らな物でないとマウスパッドに歪みや凹凸が生まれてしまうため注意が必要です。
固定する方法:ゴムバンドで巻き癖の反対方向に固定する
巻き癖がある逆方向にマウスパッドを巻き、ゴムバンドで固定することで巻き癖を改善できることがあります。固定する時間は数時間から半日程度がおすすめです。
マウスパッドの様子を見ずに長時間巻きすぎると現在の巻き癖は直るかもしれませんが、逆方向に巻き癖ができてしまう可能性があります。そのため、こまめに様子を見て、ゴムバンドで固定する時間を調整することをおすすめします。
熱を利用する方法:ドライヤーで温めて形状整える
マウスパッドの巻き癖をドライヤーで直す方法は以下の通りになります。
マウスパッドを平らな表面に置き、巻き癖がある部分が平らになるように手で押さえたり、重りを置きます。その後、ドライヤーを使って、巻き癖のある部分に温風を当てます。
ドライヤーをマウスパッドから約10センチほど離して、熱が均等に当たるようにし、約30秒から1分程度当て続けます。
温風を当てた後、マウスパッドが冷めるまでそのままの状態で放置します。完全に冷めたら、巻き癖が改善されているか確認してみてください。
水で濡らす方法:マウスパッドを濡らして巻き癖や歪みを直す
マウスパッドを水で濡らすことで巻き癖や歪みを直す方法があります。この方法はマウスパッドの滑り具合が変わる可能性があるため、FPSやTPSなどのシューティングゲームをやっている人にはあまりおすすめできません。
まず、水に濡らしたタオルやスポンジを用意します。タオルやスポンジは湿らせる程度で、水が滴るほど濡らさないように注意してください。
湿らせたタオルやスポンジで、マウスパッドの歪んでいる部分を軽く押さえるようにして濡らします。マウスパッドが適度に湿った状態になったら、歪んでいる部分を反対方向に押さえるようにして、形状を整えます。
この状態でマウスパッドを自然乾燥させます。直射日光や高温環境を避けて、室内で風通しの良い場所に置いて乾かしてください。
まとめ
今回はハイセンシの人におすすめのマウスパッドを紹介しました。どのマウスパッドも使いやすくおすすめなので、余裕があれば複数の種類を試して自分に合ったマウスパッドを探してみてください。
ハードタイプのマウスパッドはソフトタイプのマウスパッドと使用感が違うため、好みが別れる印象ですが、余裕があれば一度は試してみることをおすすめします。
参考になれば幸いです。
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