ゲームで能力を最大限に引き出すための適切なマウス選びは非常に重要です。
その中でも多ボタンゲーミングマウスは、ゲーム内の操作性に大きな影響を与えるため、特に慎重に選ぶ必要があります。
この記事では多ボタンゲーミングマウスのおすすめ3選とFPSに多ボタンマウスが使いやすいか解説します。
おすすめの多ボタンゲーミングマウス4選
Razer Naga Pro 無線多ボタンマウス
多ボタンゲーミングマウスの1つ目のおすすめはRazer Naga Proです。MMOやFPSをプレイしている人には、このマウスが1番おすすめです!
このマウスは価格は高いですが、サイドボタンの個数を入れ替えることができ、2個・6個・12個の中から選ぶことができます。
そのため、FPSをプレイ時にはサイドボタンを2個、MMOをプレイ時にはサイドボタンを12個というようにやるゲームによって変えることができます。
また、無線式のゲーミングマウスであるため、有線と比べて快適にマウスを動かすことができます。
上記の理由から、MMOだけでなく他のゲームもやる人や無線のゲーミングマウスを使いたい人に特におすすめになります。
Logicool G600t MMO 有線多ボタンマウス
多ボタンゲーミングマウスの2つ目のおすすめはLogicool G600tです。価格は8000円程度で有線のゲーミングマウスです。
このゲーミングマウスはMMOゲームで使うことが想定されていて、FPSなどで使われるゲーミングマウスよりもボタンの数が多いです。
サイドボタンは12個あり、スキルの発動などをキーボードで行わなくてよくなるため、MMOをより快適にプレイすることができるようになります。
MMOをやっている人やこれからやろうと思っている人にはおすすめのゲーミングマウスです。
関連記事:FPS向けおすすめゲーミングマウス3選!選び方についても解説
Razer Naga X MMO 有線多ボタンマウス
多ボタンゲーミングマウスの3つ目のおすすめはRazer Naga X MMOです。価格は9000円程度で有線のゲーミングマウスです。
このマウスは先ほどのマウスと同じくMMOゲーム用のもので、マウスのボタンが多いです。このマウスも12個のサイドボタンがあります。
重さは85g程度ととても軽いゲーミングマウスのため、長時間プレイしても疲れにくいです。
MMOを長時間プレイする人にとてもおすすめのゲーミングマウスとなっています。
RED SAMURAI 有線多ボタンマウス
多ボタンゲーミングマウスの4つ目のおすすめはRED SAMURAIです。価格は4000円程度の有線のゲーミングマウスです。
MMO向けのゲーミングマウスの中ではコスパが最強で、ボタンも多くて快適にMMOをプレイすることができます。
この多ボタンマウスはデザイン性も良く、値段を安く済ませたいがMMO用のゲーミングマウスを使いたい人におすすめとなります。
関連記事:1万円以下のおすすめゲーミングマウス!コスパ最強のおすすめ5選
どんなゲームに多ボタンゲーミングマウスがおすすめ?
1部のFPS
タルコフなどの1部のFPSでは、操作が複雑であり、様々な操作をキーボードやマウスのサイドボタンに割り振ることがおすすめです。
ただし、多ボタンゲーミングマウスは、VALORANやAPEXのような操作が少ないゲームにはおすすめできません。
ボタンが多い分、ゲーミングマウスが無駄に重くなってしまい操作性が悪くなってしまうためです。
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MMO RPG
MMO RPGでは、ゲーム内で多くのスキルやアクションを使用するため、これらを迅速かつ効率的に使用することがゲームプレイに重要になります。
多ボタンマウスを使用することで、これらのスキルやアクションをゲーミングマウスのボタンに直接割り当てられ、キーボードを使用することなく、より素早く操作できます。
関連記事:静音ゲーミングマウスのおすすめ3選!うるさくないマウスを紹介
おすすめの多ボタンゲーミングマウスの選び方
応答速度
ゲームのジャンルにより必要な応答速度は変わりますが、基本的に応答速度は早ければ早いほどゲームに有利になります。
FPSなどのゲームでは、応答速度に特化したマウスはプレイヤーの手の動きを正確に画面上に反映することで勝ちやすくなります。
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センサーの種類
FPSで敵を的確に狙うためにはマウスの精度が求められます。高品質なセンサーを持つゲーミングマウスは、微細な手の動きを捉え、プレイヤーのエイムを補助してくれます。
作業用などの通常使用のマウスなどはセンサーの性能が高く無いことが多く、ゲーミングマウスとの大きな違いになります。
また、センサーは主にオプティカルセンサーとレーザーセンサーがあり、オプティカルセンサーは一般的な表面での性能が良いのに対し、レーザーセンサーはガラスや鏡面での動作に優れています。
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耐久性
ゲーム中、マウスは激しく動かされることが多いため、高い耐久性が求められます。FPS向けのマウスは、このような激しい使用にも耐えられるように作られています。
そのため、ゲーミングマウスは長期間使用していても中々故障することはありません。
関連記事:中古のゲーミングマウスはやめた方が良い?新品と中古の違いを紹介
DPI設定
DPIはマウスの感度を示す指標であり、FPSゲームではその調整が重要です。DPIの設定はプレイスタイルに合わせて、調整範囲が広いマウスを選ぶことがおすすめです。
特にDPIが固定のマウスではなく、DPIを変更できるマウスを選ぶことを強くお勧めします。
形状とサイズ
手の大きさや持ち方(つかみ持ち、つまみ持ち、被せ持ち)に合わせたマウス選びは、長時間のプレイでも疲れにくくするために重要です。
ゲーミングマウスの形状とサイズによっては特定の持ち方に適していないことがあるため、注意が必要です。
ボタン数と配置
ゲーム内でのショートカットや機能に応じて、必要なボタン数やその配置を考慮すると、ゲームプレイがよりスムーズになります。
FPSの中でもタルコフなどをプレイしている人はサイドボタンが多い方が良く、操作が楽にできるようになります。
ただし、スキルやアクションを割り振る予定がないのに多ボタンマウスを買うことはおすすめできません。なぜなら、多ボタンマウスの特徴として比較的重量があり、サイズも大きい傾向にあるためです。
重さ
FPSをプレイしている人は基本的に軽いゲーミングマウスを選ぶことをおすすめします。
最近はFPSのプロの方は軽いゲーミングマウスを使用していることが多く、操作性を考えてもFPSで重いマウスを使うメリットはほとんどありません。
多ボタンマウスは重い傾向にあり、VALORANTやAPEXをプレイしている人にはおすすめできません。
関連記事:ゲーミングマウスの重さは軽い・重いどちらが良いの?FPSでのおすすめを紹介
多ボタンゲーミングマウスのセンサー技術
オプティカルセンサーとは?
オプティカルセンサーは、マウスの動きを感知するための技術の1つで、光学的な方法を使用して動作します。
具体的には、マウスの底部にあるLED(光を発する部分)から放出される光がマウスを動かしている表面に反射し、その反射光をセンサーが捉えることで動きを検出します。
この検出は非常に高速で行われ、1秒間に数千回以上の頻度で行われます。その結果、ユーザーがマウスを動かした動きは正確にコンピュータに伝えられ、カーソルの動きとして画面上に再現されます。
オプティカルセンサーの最大の利点は、一般的なマウスパッド表面での高い性能と滑らかで安定した追跡能力があります。
そのため、特定のマウスパッドなどの専用の表面でなくても、一般的なデスクや多くの種類のマウスパッドでの使用に適しています。
レーザーセンサーとの違い
オプティカルセンサーとレーザーセンサーは、マウスの動きを検出する基本的な原理は似ていますが、使用する技術とその特性には明確な違いがあります。
使用する光の違い
オプティカルセンサーはLEDを使用していますが、レーザーセンサーは名前の通りレーザーを使用しています。
関連記事:白色のゲーミングマウスのおすすめ5選!汚れや黄ばみは大丈夫?
表面対応
レーザーセンサーはガラスや鏡面のような光学センサーにとって難しい表面でも動作する能力があります。
これはレーザーの性質によるもので、多くのオプティカルセンサーでは、これらの表面での追跡は難しいとされています。
精度とDPI
一般的に、レーザーセンサーは高DPI設定に対応している傾向があります。ただし、DPIが高いと必ずしも良いとは限らず、使用目的やユーザーの好みによって最適なDPI設定は異なります。
とはいえ、多くの方が400~1600DPIでFPSゲームをプレイする方多いので、どちらでも大差はないと感じています。
コスト
レーザーセンサーはオプティカルセンサーと比較して、製造コストが高い傾向があります。
このため、レーザーセンサー搭載のマウスは、一般的にオプティカルセンサー搭載のマウスよりも価格が高めに設定されていることが多いです。
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おすすめの多ボタンゲーミングマウスの正しい持ち方
かぶせ持ち
被せ持ちは、マウスを持つ最も一般的な方法です。この方法では、手のひら全体をマウスの上に置き、親指と小指でマウスの側面を軽くつかみます。
手のひら全体でマウスを支えるため、安定した操作が可能です。また、手首への負担が少ないので、長時間の使用でも疲れにくいとされています。
ただし、繊細な操作には不向きな場合があります。普段仕事や作業などでマウスを使う人は、この持ち方であることが多いです。
多ボタンゲーミングマウスは先ほど述べた通り、サイズが大きいことが多くかぶせ持ちになることが多いです。
関連記事:かぶせ持ちにおすすめのゲーミングマウス3選!適切な選び方も紹介
つかみ持ち
つかみ持ちは、手のひらの一部をマウスの後ろに置き、指先でマウスのボタンを操作する方法です。手のひらがマウスに完全に触れていないため、クリックの反応速度が向上し、繊細な操作が可能です。
しかし、手首や指に負担がかかることがあります。特に高速で正確なマウス操作が求められるゲームでは、この持ち方が好まれることが多いです。
関連記事:つかみ持ちにおすすめのゲーミングマウス5選!適切な選び方も紹介
つまみ持ち
つまみ持ちは、手のひらをマウスに触れさせず、指先のみでマウスを操作する方法です。この持ち方は繊細な操作が可能で、高速で正確なマウス操作が求められるゲームに適しています。
しかし、手首や指に負担がかかるため、長時間の使用には向かない場合があります。この持ち方は、他の2つの方法と比較してマウス操作がやや難しいとされています。
関連記事:つまみ持ちにおすすめのゲーミングマウス5選!適切な選び方も紹介
姿勢とアームポジション
肩や腕、手首の位置も持ち方の一部として考えるべきです。適切な角度と高さを維持することで、疲れを軽減できます。
おすすめはスタンディングデスクを使い、自分の姿勢やマウス操作にぴったりな机の高さにすることがです。
関連記事:FPSにおすすめの机の高さは?FPSに最適な机も紹介
多ボタンゲーミングマウスのおすすめ関連アイテム
ゲーミングマウスのソール
マウスソールはマウスの裏のマウスパッドと直接触れる部分なので、滑りやすさに関してはマウスソールが影響します。
そのため、複数のマウスパッドを使っても良いと思えるものがなければ、マウスパッドではなくマウスソールを変更することを考えた方が良いかもしれません。
関連記事:おすすめのマウスソール12選!選び方や交換方法も紹介
アームカバー
ゲーミングマウスを動かす際に腕や手首がマウスパッドと擦れます。腕とマウスパッドでは摩擦が多く、マウスパッドが劣化したり、滑りにくいことがあります。
この解決策としてアームカバーを付けることが挙げられます。以下におすすめのアームカバーを紹介するので、参考になれば幸いです。
関連記事:【徹底解説】FPSにおすすめのアームカバー5選!メリット・デメリットも紹介
ゲーミングマウスパッド
ゲーミングマウスの性能を活かすためにはゲーミングマウスパッドも重要になります。
ゲーミングマウスパッドを適切に選ばないと高性能なマウスも性能を活かせないため、慎重に選ぶ必要があります。
関連記事:ゲーミングマウスパッドのおすすめ7選!おすすめの選び方も紹介
グリップテープ
ゲーミングマウスを使用する場合、グリップテープを使うことで操作性と快適性の向上になります。
グリップテープは、マウス表面の摩擦を増加させて指を滑りにくくします。これにより、より少ない力でマウスを操作でき、長時間のゲームプレイによる手や指の疲労を軽減します。
また、ゲーム中は手に汗をかきやすく、滑りやすい状態になることが多いですが、グリップテープはこのような状況でも滑りを軽減し、操作性を向上してくれます。
関連記事:ゲーミングマウスにおすすめのグリップテープ!効果と選び方も紹介
まとめ
この記事ではおすすめの多ボタンゲーミングマウスを3選を紹介し、FPSに他ボタンマウスがおすすめか解説しました。
参考になれば幸いです。
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